【表具師】

表装の定義とは
「紙・布・糊を使用して作りあげていく張り作業の行為」とあります。
簡単に言ってしまえば「紙を張る職人さん」です。
生活に身近な物では、襖や障子などです。表に和紙が張ってあります。
あるいは、書や絵画を飾る『掛軸』『屛風』『額』これらも布や紙を張り合わせています。
一言で紙を張ると言ってもその張り方はさまざまで、どの作品にどれをつかうか、どの糊でどのような濃度にするか一つとして同じものはないのです。
その作品に最も適した張り方を選んで実践する、それが優れた表具師です。

 

【リノベーション】

近年スクラップアンドビルド(老朽化したものは廃棄し新しく作り直す)的な考え方が多い中
昔から表具師はリノベーション(修理・改造・修復)を前提とした、作品作りを行ってきました。
障子も年末になったら新しく張り替えますし、掛軸や屛風も本紙等が傷んできたら全てバラバラにして裏紙を張り直し、綺麗にしてから元に戻す事もできます。
今ある物を大切に、思い出をいつまでも残しておきたい
そんな暖かい『心』のお手伝いを目指しています。